ケナガワラルー

カンガルー属

ケナガワラルーの基本情報

ケナガワラルー

英名:Common wallaroo/ Hill wallaroo 学名:Macropus robustus 分類:双前歯目カンガルー科カンガルー属 生息地:オーストラリア 保全状況LC<軽度懸念>


見分け方は大きさのみ!?

カンガルーの仲間であるワラルー。


現在、亜種を考えなければ3種類しか確認されていないワラルーですが、カンガルーとの違いは実は大きさのみということをご存知でしょうか?


カンガルーの仲間には他にワラビーもいますがこの3種の見分けが全て大きさww


実際には尻尾のサイズなどの違いもありますが生物学上は大きな違いがありません


実はワラビーもワラルーも種類の名前ではなく、小型のカンガルーを意味する通称とされています。


ワラビー < ワラルー <カンガルー


上記のような分け方でカンガルーの体長が約115~160cm、ワラビーが約25cm、ワラルーがその中間の約75cm。


カンガルーとワラビーから名前をもらって「ワラルー」。


まぁ名前をもらえただけいいということでしょうか…


ケナガワラルーの生態

分布

ビクトリア州やタスマニア島を除くオーストラリアのほぼ全域に分布している。


草原や平原などでも見られるが、英名(Hill wallaroo)のように、多くは岩の多い丘陵地帯や険しい岩場、山岳地帯などに生息

食性

主に草類木の根木の葉や若い木の樹皮などを食べる。


また、水分のほとんどは植物から摂っており、2週間ほどの間は水を飲まなくても生きていけると言われている。

形態

体長は60cm〜110cm、体重は25〜40kg。


体毛は粗くて、名前の通りカンガルー類の中では長い毛をもっているのが特徴。
毛色は砂色や明るい灰色、赤褐色や黒色など、雌雄や地域によって変化があるが、体は雄の方がかなり大きい。


ワラルーは上記で紹介したように他のカンガルーと生物上は同じ特徴を持つ。


そのため、前足の指が5本、後ろ足の指は4本となっており、前足は穴を掘ったり、草を掴んで食べたりするのに使用して、後ろ足はジャンプや攻撃に使用している。

メスのお腹には育児嚢と呼ばれる袋を持ちその中で子供を育てている。



そんなワラルー、現在下記の4亜種が確認されています。

Macropus robustus robustus ヒガシケナガワラルー
ニューサウスウェールズ州からクイーンズランド州などのオーストラリア東部で見られ、雄の毛色は黒っぽいが、雌は砂色のような明るい色をしている。

M.r.isabellinus バローケナガワラルー
ウエスタンオーストラリア州のバロー島に分布し、体は比較的小さく、赤褐色の毛色をしている。

M.r.erubescens ウェスタンケナガワラルー
西部地域やその他の大部分の地域で見られ、毛色には変化があるが、全体に茶色っぽい色をしている。

M.r.woodwardi キンバリーケナガワラルー
ウエスタンオーストラリア州の北部のキンバリー地域に分布していて、くすんだ灰茶色のような毛色をしている。


行動

昼行性


ワラルーは足の構造上後ろに進むことができず、前に進むことしかできない

跳躍力には優れていて、4m程の距離を跳ねることができるほか、危険を感じると険しい岩場に逃げたり、追い詰められると後ろ足で相手を蹴って戦うこともある。


コミュニケーションは互いのグルーミングなどによっても行われる。
ただ、子どもと母親との間では頻繁に行われるが、雄同士の間では、ほとんど見られない。

繁殖

決まった繁殖期は見られず、雌は妊娠期間30~38日程で、1子を出産するが、生まれたばかりの子どもは、すぐに自分の力で育児嚢に入り込み、8~9ヶ月ほどの間はその中で授乳される。

その後は、育児嚢を出入りし、生後14~16ヶ月ほどで完全に離乳する。
雄は18~20ヶ月、雌は20~24ヶ月程で性成熟する。


飼育下での寿命は18~22年程だが、ケナガワラルーは、野生下でも18年以上生きることができると言われている。



ケナガワラルーの仲間

その他の種は現在順次更新中です。もうしばらくお待ちください。

人間とケナガワラルーの関係

保全状況

オーストラリアのみに生息するケナガワラルーですが、現在それほど絶滅の危険はないとされており、むしろ害獣とされ駆除の対象とされ、食用や毛皮利用などに利用されている。


しかし、ケナガワラルーの中でもバロー島に生息する亜種のバローケナガワラルーは生息地が限られているため、今後の開発などによって絶滅を危惧されている。

飼育する動物園

ケナガワラルーですが、日本では現在4ヶ所の動物園でのみ見ることができます。

現在展示されている動物園を紹介します。

ケナガワラルーが見られるおすすめの動物園は多摩動物公園


都心から近い上に、カンガルー、ワラルー、ワラビーの3種を全て見ることができます。


3種を比べながら種類当てゲームを楽しんでみてはどうでしょうか?
「いや、この大きさはワラルーだろー」っていう声が聞こえてきそうですww


下記にケナガワラルーを飼育している動物園をまとめましたのであなたの素敵な動物園ライフにご活用ください。

動物園所在地
多摩動物公園東京都日野市
のんほいパーク 豊橋総合動植物公園愛知県豊橋市
到津の森公園福岡県北九州市
ひびき動物ワールド福岡県北九州市
追加情報がありましたらコメントにてお知らせいただけますとありがたいです。

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